元   さ   ん   の   山  紀  行
臼 越 山(1,421.1m)
<富山県立山町・上市町> 平成29年04月24日







素晴らしい好天に恵まれました。 (臼越山頂)





あれっ! 藤橋ゲートが閉まっていました。 人津谷ゲートから雪がありました。


 
人津谷林道は、かなりの雪でした。無い所もありましたが・・・


 
早朝は、雪が固く登り易かった?のですが・・・


 
高度を上げる毎に鍬崎山が大きくなっていきます。 尾根に取り付いて鞍部まで約1時間


 
七姫山との分岐。後方が臼越山。 急騰箇所ではヤブの中へ・・・


 
次第に緩やかになっていきます。 ブナ越しに剱岳が顔を出します。


 
剱岳 大日岳


 
大明神山(左)から、毛勝山・釜谷山・猫又山 薬師岳


 
鍬崎山 鉢伏山


 
七姫山・大辻山(奥) 弥陀ヶ原


 


臼越山頂上で・・・


 


 
ゆっくり下山しました。


 




  元さんの戯言・呟きから

4/24 藤橋ゲートが閉まっていた。「アルペンルートが開通しているのに何故?」 と思ったが、歩く事にした。暫くして、車が何台か上がって来たから、時間的なものだったのかもしれない。 (下山時は、ひっきりなしに車の往来があった。でも。余計に歩けた事に感謝しなければ・・・?)

 人津谷ゲートから雪があった。途切れてスノーシューを外した所もあったが、全般的には雪があり、少雪と言われていたが、遅くになって降雪があったからであろうか、ある程度の山々の雪の状態は、概ね「まだ有る。」 である。

 水門上の林道をショートカット出来るくらいに斜面の雪量があったし、(しかし、小沢は渡らなければならぬ状態になっていた。) そのまま、バッチリ雪上を歩く事が出来た。七姫山との鞍部から分かれて、しばらくした急登箇所だけは、雪が着いておらずヤブを漕いだが、短い区間であったし、まるで道が付いているような感じで、それほど苦労を要しなかった。

 先の鞍部から270~280m程登らなくてなならないのであるが、最後の最後に「山ノ神」の息が切れた。先に行って準備をしておけ! (穴を掘って、お湯を沸かしておけ!) とでも言いたそうな感じに受け取れるのであるが、好天だから迷う事がないにしても、途中で何かアクシデントが起こらないとも言えないので、振り返りながら声をかけながら、一足先に山頂に立った。

 今回は、6回目の臼越山となったが、一番展望が良かったような気がする。剱岳はデンと構えているわけではないが、大日岳の左奥に君臨し、北ア北部の重鎮であるよう雰囲気を醸し出している。雪ある頃は、そう簡単に登る事が出来ないと言わんばかりである。

 怖い・きつい山では、流石に飲まない「山ノ神」であるが、私がちょっと先まで歩いている間に、2本も飲んでしまったらしい。(イヤハヤ・・ 怖くなかったのかもしれない。)  帰りの時間を気にしなければならない身の上ながら、それでも1時間半滞在した事になった。

 朝方は凍っていた雪面も、午後になれば緩んでくる。しかし、急斜面でのスノーシューは、それなりに大変である。「山ノ神」には、アイゼンを着けてもらった。それでもおっかなびっくりであった。





 ☆☆☆ コースタイム ☆☆☆
 藤橋ゲート6:40=人津谷林道入口7:00=林道ショートカット終了8:35=尾根取り付き8:45=七姫山分岐(9:45~55)=臼越山頂上(11:00~12:35)=七姫山分岐13:10=取り付き地点13:40=人津谷林道入口14:40=藤橋ゲート15:15

   ■■■ 同行者 ■■■
              比佐恵