元  さ   ん   の   山   紀   行
薬 師 岳 (2,926m)
<富山県富山市(大山町)>
平成22年08月15日~17日 (1日目)






p.m.0:10 クマを撮り損ねてしまった。 p.m.0:35 祐延ダムを眺める。 p.m.1:10 折立到着。


p.m.2:00 テント設営完了。


忘れて来たガスを 「ゲット」 お酒は忘れず・・・


p.m.6:00 夕食の準備。 p.m.7:00 暗くなっても・・・



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  元さんの戯言・呟きから

8/15 出発が遅れた事もあるが、今日は、とりあえず折立泊。とりあえず雨が止んだ。



 小口側線は、やはり長かった。そして、何故路線バスが神岡経由なのかも頷けた。(路線バスの所用時間は、富山駅前から2時間40分 料金は3400円) スーパーで食材を買い込み、それでも、ビールが、ちょっと足りないのではと、アルペン村のコンビニで追加購入。保冷剤代わりの冷凍したビールの中に入れれば、冷たさは大丈夫との「山ノ神」 の説明に無理矢理納得して、折立に急いだ。この時期、車が混んでいて、トンネル付近に駐車しなければならない事が多いのであるが、流石午後からの入山となると空きがあり、キャンプ場そばに止める事が出来た。

 テントを張り、遅めの昼食と明日への鋭気持続を兼ねた「点滴注入」 をと思って、ザックを広げたところ、どれだけ探してもコンロはあれど、ガス(ボンベ)が見当たらなかったのである。新しいガスを、ザックの中に入れなくてはと思いつつも、違った場所にある故、「後から・・」と思ったのが、結局忘れたしまったようであった。

 今更下界に戻る訳にもいかず、かといって、明日の薬師峠でのキャンプが、事実上不可能になってしまったのであるから一大事である。アルコール類や、パン・おにぎりなどだけは、何とかなるにしても、お湯を沸かす事や炒める事が出来ないのであるから、買い求めた食材が、パーになってしまうのである。

 こうなれば、イヤでも他人様に助けを求める事しかないのである。「恥ずかしながら・・・」 と下山者に問わなければ、美味しい食べ物にも有り付けず、明日の山行自体が怪しくなるのであるから仕方がない。世の中というものは、心を込めてお願いすれば何とかなるものである。「大変だろう。」 と予備の品まで下さった方まであった。お礼を頑として取って頂けない方もあった。その温情を忘れず、自分も何処かで返さなければなるまい。

 夜は満天の星が輝いた。でも、夜半を過ぎると、瞬く間にガスに覆われてしまい、明日からのお天気に不安が過ぎった。 今日も熊との遭遇があった。水須料金所から6キロくらいの所で、2頭の子熊と親熊がいた。我々の車を目撃してから親子熊は、ソロソロと林道から斜面を降り始めた。今回はズームをかけ過ぎ片手で撮ったため、3枚ともスカとなってしまった。今年は熊との遭遇は3回目である。それにしても、ヨチヨチ歩きの子熊は可愛かった。




 ■■■コースタイム■■■
 

■■■同行者■■■
         比佐恵