元    さ    ん    の    山    紀    行
薬 師 岳 (2,926m)
<富山県富山市(大山町)> 平成28年08月21日





山頂に立つだけで喜びを感じる可笑しな男です。





登山口の折立。 アラレちゃんは健在でした。


三角点まで、1時間半くらい掛かってしまいます。


今日は、「何処まで行けるやら?」 有峰湖が右手に見えてきます。


だんだんと、ガスが広がって来た。 五光岩


イワショウブ この木道に出れば太郎小屋も近い。


太郎平小屋前で、暫しの休憩。


薬師峠キャンプ場を通過。


薬師平で別行動となり、私だけが山頂を目指す事になる。


薬師平から、一気に稜線を目指す。 堀井氏が経営する薬師岳山荘。


このザレ場、なかなか足が運ばない。 避難小屋とは言えないが、何かの時役立つかも・・


薬師岳山頂の祠。 祠には、薬師如来が祀られている。


薬師岳登頂は、14回目となりました。


一気に薬師岳山荘へ降りる。 今来た稜線を振り返る。


「山ノ神」が待つ薬師平を見下ろす。


予定通り薬師平に着き歩き始める。 歩き難いガラ場を行く。


キャンプ場は近い。 キャンプ場から太郎平小屋を目指す。


食事の準備をしていたら雨が降り出した。でも、負けておれない。


暫くしたら、雨が止んだ。でも、のち、また雨になるのだが・・・


ガスに覆われた木道を行く。 三角点到着。折立まで、あと1時間である。








  元さんの戯言・呟きから

8/21 予報が必ずしも良くなく、キャンプ山行を止めにしたが、それなら、何処へ行くかとなる。一年に一度は行きたい山に、白馬岳と薬師岳があり、出発時間を考えると、薬師岳に収まった。「雨が降ったり条件が悪かったら、途中引き返す事もある。」 と家人に書置きして車に乗ろうとした時から雨になった。

 「まあ~、行ってみて・・」 と神通川を越えると雨は止んだ。山中も降らなかった。そして、「山ノ神」にもノルマを掛けた。「太郎まで、4時間は頂けない。スタートが遅かったし(午前7時)、山頂にも届かなくなる。」 というもの。途中、荷を私のザックに移動したりした事もあったが、太郎まで3時間半で辿り着く事が出来た。

 一息入れたここからが問題である。キャンプ場を越え、ガラ場を登っていくのであるが、「山ノ神」のペースが上がらない。最も、4時間足などと酷評しているように、4時間を過ぎると、極端にスピードが落ちるのである。薬師平で正午になったので、ここから単独行になる。一応は、「山ノ神」にも、誘ってみるのであるが、飲む時間がなくなると、いつものパターンで断られる。

 「午後2時には戻って来る。」 と言って、私なりにギアを入れ替える。今でも、登りは、以前と比べても、そんなに遜色はないのであるが、降りは、今では、走る事が出来ない。それでも、5分遅れ程で、「山ノ神」の所へ戻る事が出来た。太郎に着いたのは、午後3時10分程であったが、お腹が空いていたので、簡単な食事をする事にしたが、雨が降ってきてしまった。周りの人たちは、小屋の中か、ギアのある所へ逃げ込んだが、我々は、リックカバーでリックを覆い、傘を差して凌いだ。でも、その光景は、異常に見えたのだろうか、その人達の視線が、こちらに向けられていたように思えた。

 お湯が沸く間に、「山ノ神」が600円のビールを買ってきた。私は、時間的にも飲む事が出来ないので、「山ノ神」に任せたが、待機中に、こっそり家から持ち込んだ物を2本も飲んでいたようである。たまげたが、山頂よりも、その事に喜びを感じているいるのだから仕方がない。我が家の平和のためにも、黙っているに限る。

 傘を差したり、仕舞ったりしての歩きになったが、暗くなる前に折立に着く事が出来た。今回は、いつもと比べてたくさんの水を飲んだ。飲んだと言っても、他人様と比べれば大した事のない程、平生はあまり飲まないのかもしれない。これも、自分の健康を考えるようになった証かもしれない。

 


 ■■■コースタイム■■■
 登山口7:00=三角点(8:25~30)=五光岩9:45=太郞平(10:35~11:00)=薬師峠キャンプ場(11:20~30)=薬師平(12:00~10)=薬師岳山荘12:35=避難小屋13:00=薬師岳頂上(13:15~25)=薬師岳山荘13:50=薬師平14:15=薬師峠キャンプ場14:45=太郞平(15:10~40)=三角点(17:15~20)=登山口18:20 

 ■■■同行者■■■
         比佐恵