元    さ    ん    の    山    紀    行
薬 師 岳 (2,926m)
<富山県富山市(大山町)> 平成29年08月16日





今回は、午前5時スタートです。 ちょっと視界が開けた気がしたのですが・・


根っこの階段を行く。 アラレちゃん健在?


急かすのですが、なかなか・・・ 三角点で、30分の朝食としました。


好天を期待しての歩きだったのですが 五光岩でも休憩しました。


曇りがちで、展望も良くなく、我慢の歩きです。でも、ピッチが上がりません。


イワショウブ タテヤマリンドウ


もう少しで太郎小屋です。 ようやく太郎小屋に着きました。(タイムオーバーです。)


北ノ俣岳方面が一瞬開けた。 30分の休憩が終わって出発。


薬師峠キャンプ場通過。(10時40分) 登山道は沢沿いにある。


石がゴロゴロしていて歩きにくい。 太郎平を振り返る。


薬師平午前11時30分 ちょっと上がった所で 「疲れた~。」


チングルマ シナノキンバイ


イワイチョウ ハクサンイチゲ


ヨツヤシオガマ 午後0時25分薬師岳山荘通過。


今回も、山頂へは、単独行となってしまいました。


薬師岳山荘で待機していた「山ノ神」と合流。


太郎からの下りは本格的な雨になりました。








  元さんの戯言・呟きから

8/16 テントよりは身軽に出発出来ると思っていたが、なかなか思うようにならず、スタートが午前5時となった。それでも、ゲート通過が午前6時の事を思えば、1時間半も早く発てたのだから、2人で山頂に立てると思っていた。

 しかし、思い通りにはいかないものである。三角点まで2時間近く掛かり、その上、朝食とくれば、太郎小屋には、午前10時着になってしまった。あと、500mの所から、先に行ってお湯でも沸かしておればと思ったのであるが、「山ノ神」がやって来ない。「迎えに来てくれるか思った。」 というのであるから、これでは、2人の山頂はないと思ってしまった。何せ、ここで30分も取られてしまったのであるから・・・

 薬師平に着いた頃には、帰りの事を思えば、とても2人で山頂に立つ事は無理だと思ったが、薬師岳山荘の手前の稜線までは一緒する事にした。(ちょっと戻って山ノ神の荷を担いだが) そして、炊事用具を「山ノ神」に渡して、私だけが山頂に向かった。

 「1時間もあれば戻って来れるだろう。」 と山ノ神が言うが、「一年一年衰えていくのだから、そのような時間では行けないよ。」 と言いながら、「午後1時半まで戻らなかったら、太郎に向かって下山開始してくれ。」 とも付け加えた。(1時間5分しかない。)

それでも、私は、山頂に行かなければいけない。いや、行きたいのである。薬師岳山頂着が午後1時。そして、写真を撮るのに5分間。それからであるが、走るまではいかないが、それなりに頑張ってみた。約束より7~8分程度遅れたが、「山ノ神」は、暢気にまだ帰り支度もしていなかった。1時間の余裕時間に何をしていたのか想像出来るが・・・

 太郎小屋まで午後3時くらいまで着かないと、暗くなってしまう心配があったが、10分遅れ程度で着く事が出来た。しかし、太郎小屋前で長居する羽目になってしまった。挙句の果てに雨が強くなり、雨具を着るに至った。 しかし、「山ノ神」が意外に頑張り、ヘッドランプを使用するに至らなかった。それどころは、私に「頑張れ!」 と言うのだから恐れ入った。

 


 ■■■コースタイム■■■
 登山口5:00=三角点(6:55~7:25)=五光岩8:55=太郞平(9:50~10:20)=薬師峠10:40=薬師平11:30=薬師岳山荘12:25=薬師岳頂上(13:00~10)=薬師岳山荘13:40=薬師平14:10=薬師峠14:50=太郞平(15:15~35)=三角点(17:15~25)=登山口18:40 

 ■■■同行者■■■
         比佐恵