No.10 (H.18.10.31) 猫又山行(当初は赤谷山の予定)に際し、苦手な山(ブナクラの山々) と、健脚揃いに、恐れをなし、行こうか、行くまいかと結構悩んで いたようである。 「行きたくないのならそれで良いが、行きたいのだけれど、 体力が心配で、悩んでいるのなら、荷は全部私が担ぐし、 力尽きたら、その時点で私も断念し、他の人達だけで先に行って もらう。」 が、利いたのであろうか、行く事を決断したらしい。 連れて行かないと、後々尾を引き、我が家の生活に、ひびが入る事が 必至であるから、言うだけの事はしておかなくては・・・である。 いつもの通り、そこまでは良いのである。我が家では、食料だけは 直前に、リックの中に詰め込む習慣になっている。 荷は一つであるから、私がチェックする事になった。客人を車に乗せる事 もあり、かと言って、飲まないのも寂しいので、前日スーパーに出掛け、 ノンアルコールビールを1本買っておいたのであるが、何とその他に、 350mlのビールが3本セットされていたのである。 飲まない予定の私が担ぐのに・・・「私は飲んでもなめる程度、 1本減らせ!」 の提案に、黙り込んでしまった「山ノ神」。 猫又山の絶景に、「あ~ぁ、もう1本飲みたい。」 などと、 またもや盛り上がっていた。 どちらかと言うと、独り占めで飲むのではなく、「周りに飲まない?」 などと、勧めるタイプであるから、まだ救えるか! |