No.108 (H.20.03.13) 私が雪庇を踏み抜いた時、「山ノ神」が、駆け寄ったという。 その時、「しめた!」 と思ったのか、「困った!」 と、 思ったのかは、怖くて、まだ確認していない。 運良く、落ちても、その場所に留まり、震えながらも、 上部で私の状態を見定めていた仲間達の様を思わず、私は撮った。 家に戻って、画像を見れば、「山ノ神」だけが、笑っていた。 ローンがなくならず 「残念だった。」 の苦笑いか、 捜索費用が、掛からなて、「良かった!」 の笑顔かは、 まだその判別が出来ないでいる。 急登場面では、先行の「山ノ神」が石を落とす。 切り立った所では、何かしら、後に殺気を感じてしまう。 「あなただけが頼りなの・・・」 は、深い意味が あるようで仕方がない。 |