No.112 (H.20.04.03)


      いつしか 「かれい」 なる言葉の響きが悪くなって来た。

      若かりし頃は、 「カレー」 と 「華麗」 であったが、
      近頃は、「加齢」 となって、跳ね返って来る。

      「歯」・「目」・「耳」 どれを取っても、頷かなくてはならぬ。
      「シワ」・ 「シミ」 ならまだしも、膝や肘の痛みは、
      いっぺんに、元気を失わせる。

      「あれだけは・・」 と粋がっていても、「ウソぶいている。」 
      と、すぐに見透かされて、意気消沈(チン)

      しかし、まだまだ働かなくてはならぬし、
      これからが、人生と思っているからには、
      「加齢」 なる語句に負けてはならない。

      まだ、人生半ばではないか!
      「山ノ神」 俺は、まだ元気だ!