No.208 (H.21.01.08) 


       今日も、山の神は起きて来なかった。
       しかし、さすがに、申し訳ないと思ってなのか、
       午後から起きてきた。

       ちょっとばかり、私が出掛けなければならない
       所用があると知っていた事もあるのであろうが、
       意外と滑らかに口が動いていた。

       あの「だんまり」 は、私の所為ではなかったのだ!
       と確信出来た。 (ホットした。)

       夜、有志の会合から帰ると、空き缶がなかった。
       何故か、空き缶は、私が片付ける習慣が我が家にはある。

       私が飲まなくても、片付けなくてはいけないのである。
       (ゴミ関係の作業は、一手に私が担っている感じである。)

       「体調が悪いから、今日は飲まなかったのか?」
       と遠く離れた別室の床に着いて思ったが、
       「アルコールは、ビールだけではないのだ。」
       と、気が付いた。

       そんな事はどうでもいい。
       不機嫌な顔は見たくないから・・・

       今晩は、私も飲まなかった。
       アルコールの飲まない翌朝の目覚めはいい。
       やはり、アルコールは、「毒」なのであろう。