No.236 (H.21.02.16)  もう一杯が許されない。      


       休日は全て「山」の我が家でも、雪不足の上、荒れる予報では、
       行き先選定が、今朝までずれ込んだ。

       シンシンと降る雪中の林道歩き、誰もいない静かな尾根歩き、
       そして、お山のてっぺんに立てた事など、山ノ神好みの
       山歩きパターンとなり、家に戻っても、「極楽坂山」 を
       選んだ事に、喜びが滲んでいたかに思えた。


       しかし、飲む事に関しては、どうも別のようである。

       「夕食に肉が出た。」 一昨日に続き、
       そして、昨日のハレルヤ山行において、
       吉尾氏特製の差し入れの燻製を入れれば、
       三日続けて肉に有り付ける珍事に、
       もう一杯と思ったのであるが、山ノ神の目は厳しい。

       「定量に達したのでは・・」 に続き、
       「PCが待っているのでしょう。」 と続く。

       確かに飲み過ぎると、PCの前で居眠りとなるのであるが、
       それよりも、山ノ神と同量ではないかとの思いが強い。

       「山ノ神は、山中で飲んでいるのではないか・・」
       一日の摂取量では、当然山ノ神の方が多い。

       私は、それを衝くのであるが、山ノ神の答弁は、
       山から降りてしまう頃には、もう醒めてしまっているから、
       その加算は、適当でないと言い切る。

       そして、何かを喋ると、諄いと言う。
       「テレビの音が聞こえない。」 とまで言う。

       やはり、私の心を癒してくれるのは、
       このコーナーしかないという事であろうか・・・