No.294 (H.21.10.14) 厄介な人・・・ この度の毛勝山行は、意外と時間を要してしまった。 上部斜面の凍結もあったが、知らず知らずの内の衰えが 原因のような気もする。 好天に恵まれ、これ以上ないという展望であったが、 ちょっとの風でも寒さを覚えたし、何よりも斜面の凍結が 一番の気掛かりであった。 北ちゃんと話し合い気分的にも楽であろうからと、 200m余降りた所で、食事処を求めたのであるが、 山ノ神にしてみれば、今やっとの思いをして登って来た所を、 「またすぐに降りるのか・・・」 であった。 でも、ほろ酔い気分になるわけにいかないし、 かといって、「飲まないと怖いし・・」 と言いながら、何事もないように通過出来たのである。 腰を降ろせば乾杯である。 北ちゃんと私は、0%の紛い物のビール。 山ノ神は、第3のビールと言えども、酔えるビールである。 「私の方が価格が安い。」 とでも言いたげに、 また次の栓を抜く。 イヤハヤ・・・ 食事を終えれば、北ちゃんマスターが入れてくれる 美味しいコーヒーとなる。 (絶景では、尚更のように美味しい。) 時計を見ながら撤収作業に入るが、山ノ神の前には、 まだビールもコーヒーもある。 「暗くなってしまう。」 と言えば機嫌を損なうに決まっ ているし、女房と言えども実に厄介者である。 |