No.353 (H.22.03.18)  殺気は感じなかったが・・・                                                       



       昨夜はうろ覚えに、「山ノ神」 が近付いて来たのを感じていた。

       いつもと反対に、私の方が早く寝たわけだが、
       その様子がいつもと違っていたと言う。

       「グーグー」 いうイビキもなく、寝息さえ感じなかったとか。

       どうしたものかと、そっと近付き、息をしているのかと
       確かめたというのである。

       心配したかどうか本当のところは分からないが、
       コロッと逝けば良いが、疑わしが漂うだけに、
       「検視」 が厄介だと思ったに違いない。

       「山はダメ。逝くなら車で・・」 などと言われているが、
       いつも乗り合わせているのに、自分だけ助かると思っているのだろうか・・