No.360 (H.22.03.29)  結果的には・・・                                                        



        「何が何でもという風に、山へは行かない。」 と言いながら、
        結果的には低山であるが出掛けてしまった。

        「猿山の雪割草を見に行きたい。」 と言っていた「山ノ神」 が、
        そのまま出掛けておれば、たぶん、私は山には行かず、
        日頃から気になっていた事をやっていたと思う。

        どうした事か、「山ノ神」 は、「一人では行かない。」
        と言うからややこしくなった。

        「山ノ神」 の「山に行かないわけがない。」 が、
        「山なら行く。」 と私の返事に変わってしまった。

        休日山行が途切れなかった事が、今となっては安堵感に代わり、
        わざわざ出掛けられない 「利賀の尾洞山」 に、
        降雪を衝いて登れた事が、意外とハッピーのように思えてくるので
        あった。