No.4 (H.18.10.05) 白山山頂に着いたのは、午後1時45分頃であった。平瀬道の規制や、 池巡りで、彷徨った事もあり、大幅に遅れてしまった。 それは、「ビール飲み」という「山ノ神」の至福の一時を、奪って しまった感じになった。 「30分、いや40分」と、 チョットの休憩が、なし崩しに長くなっていった。 暗くなるのを覚悟したものの、少し速く歩けば、何とかなるで あろうという気持ちが働いた事も歪めない。 車に乗るまで4時間余あるのだから、ちっちゃなカップ(140ml)に、 一杯だけ相伴し、後はコーヒーとした。 ところがである。もうチョット飲みたいから、あんたも手伝って (もう少し飲め!)くれないかという。 「運転手に飲むな!」 と言うのなら分かるのであるが、 「もうチョット飲め!」 とは、何・・・・・ 私が急かすから、いっぺんに飲めないと言うのが理由である。 持ち込んだビールが2本だけかと思ったら、保冷剤の理由付けで、 3本もあったのである。(家に戻って、荷物を整理したら、その他に、 もう1本出て来た。) 「うーん。どうなってんの?」 |