No.401 (H.23.04.12)  何もかも「山ノ神」 のペース  


                           

       洞山行きで、雪の状態が気になり、「山ノ神」は、
       いつものスノーシューから、カンジキにかえた。

       しかし、急斜面で四苦八苦するのを目撃し、
       私のスノーシューと交換してやった。

       その後は、スイスイの「山ノ神」。
       私は、慣れぬカンジキに結構疲れた。

       それもその筈、主要な荷は、全部私が担いでいる
       のであるから・・

       寒くても、雨が降っても、あれを胃袋に入れれば、
       ご機嫌の「山ノ神」。

       そして、雪が切れたところでは、スノーシューを脱ぎ捨てて、
       担ぐのは、やはり私である。

       下山した後、目を痛めた私の事など忘れて、
       フキノトウ採りを提案し、皆を従わせてしまった。

       我慢していた私であったが、最後の最後に、「目が辛い。」
       と言って、運転を代わってもらわなければいけなくなった。