No.402 (H.23.04.13)  朝の僅かな時間に・・・・  


                           

        桜の開花状況を知りたくて、ちょっとばかり、
        早起きして、古城公園へ行った。

        これも、歳の所為なのであろうか、一年に一度ぐらいは、
        どんな形であろうと、花見をしたくて、
        その偵察の意味合いもあった。

         新しい木、古い木、あるいは、陽の当たるところ、
         当たらないところなどがあり、咲き始め、
         五分咲き、満開近しなど、ばらつきを感じた。

        小竹藪の状況を確認して、家に戻ろうとしたら、
        「山ノ神」 から電話が掛かって来た。
        「一人で行ったのか・・・」
        であった。

        「出し抜いた。」 と言いたかったのであろうが、
        「起こしても、起きないくせに・・・」 が、
        こちらの言い分。

        「朝の僅か30分くらい自由にしてくれ・・・」 
        と歩いていたら、
        「えっ、」 と声を上げてしまった。

        「山ノ神」 である。
        擦れ違いに、公園へ足を向けて行った。
        そのため、今朝も、朝食が遅れた事は言うまでもない。