No.456 (H.24.05.09)   呆れたパートナー 


                           

       大倉山へ行くにあたって、ビールを1本余計に担いでやった。
       そんなわけでもなかろうが、「山ノ神」 は渋々承知した。

       途中で、「今日は頑張っているじゃない!」 などと、
       褒める事も忘れなかった。

       また、「早く着けば、早く飲めるじゃない。」 
       と激励?もした。
       その甲斐あってか、意外と早く山頂に達する事が出来た。

       絶景とビールがあれば、後の ”つまみ” なんて
       何でもよいような感じであった。

      ビール2本にノンアルコール1本が、あっという間になくなった。
      と思ったら、「山ノ神」 のザックから、もう1本が出て来た。

       呆れた。
       開いた口が塞がらなかった。

       「降りが怖いから、どうしようかな?」 と言いながら、
       スーっと、なくなっていった。

       「こんな楽しみ方もあるのかな!」 と思うしかない。