No.469 (H.24.08.29) 悪い夢を見たような感じ・・・ 立山・富士ノ折立から真砂岳に向かって下山中、 「ゴー」 という音と共に落石があった。 「ラク・・」 との叫びと、その物の音に、 一瞬、どう逃げようかと思った。 後を向いた途端に、30~40㎝四方の石が、 2個 私の右足に覆い被さった。 「痛い!」 と言ったか、「ワーッ」 と言ったか覚えていないが、 ちょっぴり怯んでしまった。 幸い、ハイカットの皮登山靴に、厚手のストッキングを、 二枚履いていた事もあり、衝撃を和らげたように思える。 (当たった所は、登山靴から膨ら脛にかけて・・) 私より離れて歩いていた「山ノ神」 によると、 「私が足を乗せた石が、通過して数秒後に、落ちていった。」 と言うのであるが実に疑わしい。 それは、「山ノ神」が、足を乗せようとした寸前というから尚更である。 「先に行け!」 あれは何だったんだ・・・ 山に行かぬは地獄、山に行っても、「地獄」 となりつつある。 |