No.491 (H.25.07.03)    「意外な脚力」
                      始めから出せば良いのに・・



                           

       鍬崎山から大品山の帰り、100m位の登り返しがある。
       その途中、「山ノ神」 の足が何度も止まった。

       ゴンドラの時間がある。
       唯でさえ、保育所の迎えが気になるのに、
       乗り損ねたら、それこそ大変な事になる。

       足の止まった「山ノ神」に、「飲み過ぎだ!」
       と言ったものだから、「山ノ神」は膨れた。

       そこから、ゴンドラ駅までノンストップ。
       目に止まらぬ速さで駆けていった。

       食事の出来なかった私は、しゃりバテ気味が祟ってか
       なかなか追い着かない。

       こんなハズがない。
       何処かに隠れているのではないかと思ったくらいであった。
       「火事場の○○力」 なのか、時々不思議な力を出す。

       ゴンドラ山頂駅に着いても、「山ノ神」はいなかった。
       帰りの私の切符を、係員に預け、
       サッサと降りていったような・・・・

       係員の方と、「怒ったら・・」 などと話を交わすと、
       「何処も一緒ですよ!」 の返事!