No.496 (H.25.12.27)  こんなハズでは・・・ 


                           

       どうしたわけか、「山ノ神」との二人の山行スタイルが
       定着してしまった感がある。

       仲の良いとか、羨ましいとかとのコメントは、
       「いいですね!」 よりも、「ご苦労様な!」
       に聞こえて来る時がある。


       速く歩かない。
       怖いのはイヤ!

       岩がゴロゴロした所はダメ!
       ピッケルやアイゼンのいる所はダメ!

       重荷にも限度がある。
       などと、”逆ハードル” が高い。


       山には、いろいろな楽しみ方があるといっているものの、
       自由を拘束されているのと同じである。

       本当は、「あんたを自由にさせない。」
       のが本音のようである。

       山を愛して50年。
       ヨタヨタの歩きになったとはいえ、
       このような羽目になるとは思ってもみなかった。

       そもそも、山への誘いが悪かった様に思える。
       人生なかなか思うようにいかないものである。