No.521 (H.30.04.16)   たま・玉ちゃん


          今年は、山の雪が少ない。
        臼越山も、そのように感じた。
        というものの 木々が雪の重みで倒れている。

        それが、しっかり倒れているのならいいのであるが、
        その上を歩いた瞬間、跳ね上がる事がある。

        「山ノ神」が、そうであった。
        跨いだ瞬間、木が跳ね上がった。

        「わ~っ、」 悲鳴のような叫び!
        痛いと言いながら、「誰にも触らせてもいないのに・・」
        と、意味不明の事を放った。

        そう言えば、「ここ数年、触った事もなければ、
        近付いた事もないわ!」 と私は笑った。

        その10数分後、今度は、私が災難にあった。
        もっと太い幹が私の股間を襲ったのです。

        思わず、顰めっ面状態・・・
        「うっ~」 声も出なかった。
        でも、大事なところは、セーフ。(良かった!)

        「どうせ、必要ないのでは・・・」 との言葉に、
        「イヤイヤ、まだまだです。」
        と言いたかったが、話が噛み合わなかった。

        まだ、それなりの機能は大丈夫!
        昨日(きのう)までではありません。