No.536 (R.02.10.29)  あんなに言ったのに・・・


        白山の帰り道、明日は何処へ行くかとなった。
        「山ノ神」は、辛いのが嫌だから天蓋山を提案して来た。
        私は、もう一度白山でも良いと思っていたのだが、
        妥協してしまった。

        「山ノ神」の提案を受けるに、運転を任せ、
        山頂のビールも私が飲むとした。

        しかし、「山ノ神」は、運転をしようともしなかった。
        山頂での仕草も何だか可笑しかった。

        私は、特別の事が無い限り、
        お昼にアルコールは飲まないから、
        ビールは飲まないと思っていた。

        ところが、「山ノ神」は、「飲まない」 「運転をする」
        などが頭にあり、どうしようかと悩んで?
        いたようである。

        結果的には、「山ノ神」は飲んだ!
        本当にしょうもない人である。
        山頂でビールを飲む。それが楽しみと
        決め込んでいるのだから仕方がない。

        そして、またまた運転は、いつもの通り私である。
        「山ノ神」 ” 白河夜船” であった。