No.539 (R.03.08.16)  常習化


       「山ノ神」は、山頂で飲むビールを楽しみにしている。
       私は、日帰りの山では飲まないが、
       「山ノ神」のその行為を容認している。

       この頃は、山頂に拘らず、自分のこれまでの所で
       飲むようになってきている。

       自分の限界を感じての休憩(その先は行かない。)
       なのであろうが、近年それが激しくなってきている。

       しかも、そのビールは私が担ぐのであるから、
       理屈に合わない。

       一度、ちょっとハードな山行で、頑張ったのだからと、
       もう一本準備していった事があった。(こっそりと・・)

       その味を忘れられないのか、努力はさておいて、
       「今日はないのか?」 という事がある。困ったもんだ。

       ところがである。
       今までは、月10回くらいの山行では、
       つましくコンビニも寄らなかった。

       最近は、これくらいの贅沢は良いのではと、
       アイスクリームや冷たい飲み物を買うようになって来ている。

       それが、お茶やジュースより、ビールや酎ハイが
       良いと言い出したのである。

       もう30分・1時間我慢すれば、家に着くのだからと
       言っても、車の中で飲むのが良いのだという。

       コンビニかスーパーに寄ったら、必ず ツマミも
       一緒に買うのが当たり前になってしまった。

       私の方が早く起き、そして往復の運転、何だか割の合わない
       のだが、仕方がないと思うようになって来てしまった。
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