No.547 (R.04.11.09) どうにもならない・・


     先日の人形山行きも、相変わらず「山ノ神」ご愛用の
     保冷バックを担がされた。
     長い間の慣習のようなもので、さほど気にならない。

     「山ノ神」にしては、長い行程なので、何処で歩くのを
     やめるかが、気になるところである。

     途中で止めるとして、私が先に行く間、待たなければならない。
     暖かいのであれば良いとしても、当然、陽当りや、
     風如何では寒い時もある。

     私の仏心が動いた。寒い時のために、日本酒を少し準備した。
     一合弱であったが、寒ければ熱燗にすればとの配慮である。

     ところがである。「山ノ神」は、こっそり、
     もう一本のビールまで用意していたのである。

     私は魂消てしまった。
     「山ノ神」が飲んでる間、何をしようかもない。

     ならばと、私は、三ヶ辻山に出掛けた。
     今回の三ヶ辻山は、「山ノ神」のアルコールの
     副産物のようなものだ。

     「山ノ神」は山頂で飲む人。私は、運転手。(下僕)
     この構図は、いつまで続くのだろう。