No.549 (R.05.05.10) 恐ろしき「山ノ神」




     「山ノ神」の山頂での一杯は皆様ご存知の通り。
     雨が降っていても、雪が降っていてもである。
     雷が鳴っていても飲んでいた事もあった。
     私は、ここまでの「山ノ神」は当たり前だと許している。

     ところがである。
     最近の「山ノ神」のやる事が変わって来ているのだ!

     山頂に辿り着かなくても、待機場所で飲むのは仕方がない。
     それなのに、お守りだと言って、もう1本持ち込むのである。
     といっても、自分が担がないのである。
     食材一式として、大きなバックを担がされるのは私である。

     過日、あまり乗り気でない金剛堂山に誘った事がある。
     頑張れば、ご褒美として、もう1本飲ませてやっても
     良いと思ったからである。

     ところがである。
     他の荷を削ってまでも、「山ノ神」が、もう1本ザックに
     忍ばせていたのであるから参った!

     他にも悩ましい事がある。
     飲めなかったら、帰りの車の中で飲むのである。
     冷えていないのではと思うのであるが、
     ちゃんと氷を用意しているのであるから魂消てしまう。