No.81 (H.19.12.11)


      春木山から帰っての反省会(諍いが、なければ恒例)では、
      「山ノ神」が、珍しく、「今日だったら、人形山の頂に立てた。」
      言ったのである。

      私は、出発時刻、宮屋敷到着時刻、歩き方からして、
      全員では山頂に立てないと思った。

      例え、山頂に立てたとしても、楽しみの食事時間がなくなるし、
      またまた、暗くなっての下山になってしまう事は、必至であった。

      変更するかもしれない旨を、事前に周知してあったから、
      何の問題もなく、春木山で楽しい一時を過ごす事が出来た。



      我が家に帰って、一つの異変に気付いた。
      私は、ハレルヤで、ハンドルを握らない時以外、アルコールの
      準備・手配はしない。

      一人飲む「山ノ神」が、私に担がせたその量は、
      缶ビール2本、清酒500mlであったようだ。

      後片付けをしていると、缶ビール1本と清酒が手つかずであった。
      正しく異変だ。

      でもない。他のメンバーの物を頂いていたのである。
      山頂とビール。欲張りな「山ノ神」である。

      陶器の大きな器に入れるコーヒーで、私は充分に満足している。