No.92 (H.20.01.16) 画像が送られて来る度に、歳を重ねている実感に浸る。 薄毛・シミ・ソバカス・たるみは、仕方がないにしても、 背が丸くなって、写っているのには、げんなりである。 寄る年波に適わないが、「年取ったね!」 と言われるのは、 やはりイヤだ。 自分で言っても、言われるのはイヤなものだ。 そんなのに、若い人達(山仲間)は、よく私に付き合ってくれる。 そして、元気を与えてくれる。 私は幸せ者だ。 「山」を通じてであるから、やはり 「山」に 感謝しなければならない。 一方、「山ノ神」 「きれいに撮ってくれ!」 と言う。 その気持ちは、分からないでもないが、如何せん、 カメラは意外と正直である。 私は、歩きながらでも、シャッターを押す機会が多い方であるが、 それに気付く「山ノ神」は、すぐ立ち止まって、正面を向く。 「まともではダメだ!」 と言うと、すぐ膨れる。 だけど、こちらも苦労しているのだ! 「結構いい線いっているじゃない!」 と呈示するが、 なかなか、「うん」 と言ってくれない。 女は難しい。 過去に、一枚だけ、お気に入りの写真があり、 遺影の候補写真として、額に納められている。 黒い帯を掛ければ、すぐにでも使用出来る。 「ちょっと、若過ぎやない!」 と更新を迫られているが、 とても、気に食った写真など、撮れるわけがない。 やはり、プロの所へ出掛け、大修正をしてもらわなくては・・・。 |