元 ち ゃ ん の 山 紀 行
八乙女山(756m)大寺山(919m)
<富山県南砺市> 平成29年01月04日
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六合目の階段には雪がない。 |
七合目を過ぎた頃から雪が見えて来た。 |
八合目付近での雪量は、こんなもの。
稜線(九合目)に出て、初めて雪量を感じた。
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八乙女峠・東屋の屋根に雪がない。 |
反射板経由で三角点を目指す。 |
反射板経由で三角点に到達。三脚がないので一工夫。
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大寺山に向かうと雪量が増えて来た。 |
「風穴」 を通り過ぎる。 |
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栃原峠付近は雪が少なかった。 |
栃原峠を過ぎて、道宗道を辿る。 |
幾つかのアップダウンを乗り越えて・・
最後の直登は、「山ノ神」には応えたかのようであった。
画面では見えないようですが、風雪が強く、すぐに退散する事になった。
それでも、記録写真をと思い、無理やりにセルフタイマーにして撮った。
復路である。何やかんやと言っても、降りは早い。
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復路の栃原峠。 |
最高点近くの大杉で・・・ |
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大杉前のベンチで、空腹を満たす。 |
八乙女山最高点。 今は、山頂となっている。 |
元さんの戯れ・呟きから
1/4 今日で4日連続の山行となるが、上の孫ミーの送迎時間の変更もあり、我々の行動時間も短縮となった。県西部のお天気は回復傾向とよんで、八乙女山・大寺山としたが、ちょっぴり覗いた青空は、早々に雲に隠れてしまった。
八乙女山・6合目には、かけらの雪も残っていなく、7合目を過ぎた頃から、それこそ、ちょっぴり雪が現れる状態であった。9合目の稜線に出て、初めて雪上を歩く事が出来た。峠の東屋には、ステキな女性が一人で食事をしていたが、声掛けただけで通過する。
反射板経由で、三角点に駆け上がったが、何処の斜面も、雪がなく、ドロドロである。三角点から大寺山を目指すのであるが、「山ノ神」にしてみれば、「八乙女山だけでいいのに・・」 と思ったに違いない。異論を言うと、「来なければいいのに・・」 と返されるに決まっているからである。
過去に、全て林道を使った事があったが、道宗道を使えば、時間短縮になると言っていた事に、少しは気分を和らげていたのかもしれない。「でも、アップダウンがあるよね!」 には、「そりゃ山だもの、大なり小なりあるに決まっている。」 後は、沈黙ある修行の歩きとなった。
栃原峠から、その道宗道を辿った。ズルッと滑る所もあったが、それなりの雪量となり、ぐるっと回っている林道より、はるかに近いと感じたのは、大寺山近くの反射板を見たときであろう。雨が雪に変わって、風が伴った時は、「何でこんな所に行かなければいかないのか?」 という顔をした「山ノ神」に、私は掛けてやる言葉がなかった。
登山口から3時間と切っていただけに、雪が深くなっても、風雪が強くなっても、私は歩き通した。大寺山頂には、大きな看板(標識)が一つあるだけで、身が縮む思いであった。後続の「山ノ神」に、「30~40分程の時間があるから、食事をするか?」 と問うてみたが、「寒いから、すぐ戻ろう。」 との返事に従う事にした。
「山ノ神」の逃げ足は速かったが、でも、やっぱり急斜面の下りでは、四苦八苦が続いた。でも、復路は、踏んである事もあるが、かなり早く降りる事が出来たように思えたが、時間の経過と共に、「山ノ神」の足が止まりつつあった。それにもお構いなしに、八乙女山・最高点へ向かった。
午後2時頃であったろうか、何も食べていないのであるから、お腹が空いたのである。その大杉のある最高点近くで、蕎麦を分け、コーヒーを頂いた。そんな時間を費やしても、楽々、孫達の迎えに間に合った。そうして、お正月の休みは終わったのである。
■■■コースタイム■■■
高岡8:25=六合目(9:20~30)=八合目10:05=九合目(10:20~25)=東屋10:35=八乙女山三角点10:50=風穴11:10ー栃原峠11:20=大寺山頂上(12:30~35)=栃原峠13:20=八乙女山最高点(13:55~14:30)=六合目(15:20~25)=高岡16:20
■■■同行者■■■
比佐恵