元 さ ん の 山 紀 行
雨 飾 山 (1,963.2㍍)
<新潟県糸魚川市、長野県小谷村>
百名山ブームになってから、紅葉シーズンなどは雨飾山頂に人があふれると聞く。増してや土日などは笹平から山頂まで数珠繋ぎだそうだ。近隣の登山者は当然日帰りコースであるが、全国各地から押し寄せる登山者には、一山ニ湯(小谷温泉・雨飾新湯(梶山))も魅力のようである。最近は、その混雑を避け、新雪の頃に出掛ける事が多くなった。初めて雨飾山を知ったのは昭和50年か51年で、勤労感謝の日に、吉村・中山両君共に出掛けたのであるが、その頃は車ではなく、大糸線根知駅から山口までバスに乗り、その後は梶山まで歩きである。しかも山口からはミゾレの中を歩き、梶山に着いた時は完全に雪の中であった。