元   さ   ん   の   山  紀  行
雨 飾 山 (1,963m)
<新潟県糸魚川市、長野県小谷村>
 平成22年06月21日





根知から立派な道を走りながら雨飾山を望む。 梶山新湯の登山口 登山口から30分で薬師尾根に・・


ドウダンツツジ 山ツツジ アカモノ


長居アルミの梯子が掛けてある。 梯子を登ればいっぷく処である。 中ノ池には、ミズバショウの名残があった。


中ノ池からは、
ずっと残雪が繋がっていた。
梶山新湯・小谷登山口へ
いずれも2時間50分の表示
以前の標識は、
3時間と2時間50分の二通りがあった。


シラネアオイ ハクサンイチゲ ハクサンチドリ


ハクサンイチゲと雨飾山頂 残雪が残る荒菅沢


シラネアオイ ハクサンコザクラ イワカガミ


南峰(頂上)から北峰を望む。 雨飾山頂は、虫が多く長居する事はなかった。







  元さんの戯言・呟きから

6/21 このところの寝苦しい夜の所為であろうか、雨飾山登山口(梶山)まで3時間を要してしまった。午前8時半であったが、駐車場には他の車がなかった。百名山と言えども、平日で予報も悪いとくれば当たり前であろう。今日は、ちょっとだけ荷を軽くして、「2時間半のタイム」 を切るため、身体に鞭打って登るつもりであったが、「山菜はないか・・」 「花があればシャッターを・・」 となり、なかなか思うにならなかった。

 中ノ池からは、びっしり雪が着いており近道となったが、登り切れば疲労困憊となってしまった。笹平のシラネアオイは終焉を迎えようとしていたが、ハクサンイチゲやハクサンチドリは、可憐なまでの表情を醸し出していたように感じられた。

 小さなピンクの花を見付けた。群落ではなかったが、ハクサンコザクラのような気がしたが、今日は図鑑(山ノ神)の同行がなく、よく分からなかった。山頂から降りてきた5人パーティー(ツアーのような感じ)が、「虫」 に嘆いておられたので、特製のハッカ油を霧吹きに入れて持参していたものを、サービスをすると 「何と気持ちがいい。」 「虫がいなくなった。」などと、中年のおばさん達は喜んだ。

 山頂には、もう一組の中高年パーティーがおられた。それこそ「虫にも負けず。」 である。長居しない私と下山が同じなったが、笹平で急激な雨となった。その10人くらいのパーティーは、縦走なのであろうか、私の下山路と同じになったのである。降りが苦手などと言っておられた方々であったが、急勾配の雪渓は大丈夫だったのだろうかと、ちょっと心配しながら先を急いでしまった。

 私も降りが苦手なのであるが、今日は時計があまり早く進まなかったのではなかろうかと思う程のタイム。(久々・・・) でも、やっぱり濡れた石や根っこは苦手。帰路も下道であったが、午後5時頃には自宅に戻った。山の滞在時間より、道中の方が長いとは、やっぱりおかしいのかもしれない。




 ■■■ コースタイム ■■■
 登山口(8:30~50)=薬師尾根9:10=いっぷく処9:50=中ノ池10:35=笹平11:30=雨飾山頂上(11:50~12:10)=中ノ池13:00=いっぷく処13:30=薬師尾根14:00=登山口(14:20~45)

 ■■■ 単独行 ■■■