元   さ   ん   の   山   歩   き
武 甲 山 (1,295m)
<埼玉県秩父市・横瀬町> 平成22年08月30日






姉の見舞がてら、武甲山御嶽神社にお参りする。



 

真っ暗の中何処がどこだか分からなく、
身体を休めようとテントを張ってみたが・・
鳥居を括ったら登山者カード入れが
設置してあった。
この標識がなかったら、
初めての私達には全く分からなかった。


簡易舗装した道から離れ、
本格的な登山道へ
フワフワした木道? それとも橋かな? 不動滝という水場があった。



一応、吊り橋という感じ・・・


武甲山御嶽神社の標柱 杉の中を行く登山道 大杉の広場に到着 


大杉の広場 標高1,000m ちょっと休憩。山頂まで約50分。 大杉にもたれて・・・


通常の登山道 普通コースと階段コースとの分岐 階段コースを選択


息が上がりそう 急階段が続く 山頂への標識


御嶽神社に手を合わせる 山頂は神社の裏手に・・ 方位盤があった


武甲山は石灰岩の山大きく削られている 秩父の街を見下ろす 山頂を表した石柱と共に・・・


帰路は、階段コースでなく、普通の登山道 再び吊り橋を・・・ 一の鳥居が見えれば車デボ地点




  =元さんの戯言・呟きから=
8/30 埼玉の姉夫妻を見舞うにあたって、娘と姪との待ち合わせを、桶川駅西口付近で午前11時頃とした。そうなると高岡をいつ出発すれば良いのかになったが、疲れと料金的に考えると、午前4時前に高速に乗る方が一番となったが、前夜に乗ると日曜日だから1,000円になるのも捨て難かった。

 前夜に乗ると待ち合わせ時間までに、かなりの余った時間が出来る。ならば、ちょっと遠くになるが、「武甲山」 という山に登ろうかとなった。武甲山は秩父の山だから、逆算すると、夜明けと共に歩き始め、午前9時頃までに下山すれば、何とかなるのではないかとの結論に達したのである。

 関越道の花園ICで降り、長瀞を経由して秩父へ。上野町交差点を左折して、横瀬という集落を過ぎた所から、石灰の採石場の中を行くのだが、これで合っているのかと思うほど。しばらくして、「道がなくなった。」 と思ったら、「武甲山」 と古い小さな標識があった。再び舗装された道と思ったら、ダートな道に変わり、鳥居と、反対側に関係者以外立ち入りと表した林道が続いていた。真っ暗で、何が何だか分からないので、そこで夜が明けるのを待つ事にした。(午前3時半過ぎ。

 ちょっとでも寝ようと思ってテントを出すが、月明かりがあるものの暗くてよく分からない。「山ノ神」 は、車の中から出て来ないので、仕方なく一人でやっていると、4時頃になってしまった。蚊取り線香に火を点けて寝転んだが、出発の時間が気になって寝付けなかった。

 9時には、ここを発たなければ、間に合わないかもしれないので、暗い中、4時半頃準備をしようとなる。鳥居を潜り、その先に道が延びているように思えたので、車を乗り入れてみたが、すぐにストップ。戻って駐車し直す羽目になってしまった。登山口の事前調査では、標高600mくらいと認識していただけに、それよりも50~100m低い所からの出発となった。関係者以外乗り入れ禁止の道を行けば高度を稼げたかもしれないが、今度は、駐車に苦労しなければならなくなり、結果オーライだったと思う。

 標高差700mと思っていたのに、それより増えたわけだから、「山ノ神」 には、ちいさなザックを用意し、後は私が全部担ぐ事にした。(と言っても、ゆっくり食事する間もないと思われたので、そんなに重くはない。) 武甲山の表参道と言われる登山道は、杉林が連なっている。いや全山、杉林だと言っても過言ではない。滝不動という水場と、標高1,000mにある大杉の広場以外、これという特徴がなく、唯、整備された杉林の中を歩いた感じであった。階段コースと一般コースがあり、山頂直下を周遊した感じだが、特別の感想はない。

 山頂には武甲山御嶽神社があり、手を合わせた。日頃、信仰心の薄い自分であるが、姉を見舞う前に、それこそ神頼み的な心境となったから・・・ 7年前、胃の全摘手術をした義兄を見舞うために大宮の自治医大を訪れた時、やはり、途中にあった氷川神社前で手を合わせた事があった。今回は、山に登るための口実的なところもないではないが、快復を願う心に偽りはない。





 ■■■ コースタイム ■■■
  一の鳥居5:05=不動滝の水場5:35=大杉の広場(6:15~20)=分岐6:40=武甲山(6:55~7:05)=一の鳥居8:25

 ■■ 同行者 ■■
       比佐恵