元  さ  ん  の  山  紀  行
白  山 (2,702.2m)
<石川県白峰村・岐阜県白川村>
平成17年07月05日



可憐に咲くクロユリ 「山ノ神」は室堂に!誰もいない山頂で・・・




砂防新道を行く

降水量90m以上のため通行止 別当出合から吊橋を渡る 膨大な砂防工事が行われている 中飯場には水場とトイレがあった
あまりにも整備されている登山道 別当覗で休憩(1750m) 甚ノ助小屋に着く(1970m) 黒ボコと南竜ヶ馬場の分岐まで20分
黒ボコと南竜ヶ馬場との分岐 ニッコウキスゲも咲き始めていた 南竜ヶ馬場への水平道 南竜ヶ馬場の美しい景色
エコーラインと南竜ヶ馬場の分岐 お花は、まだこれからのエコーライン 残雪を越えれば弥陀ヶ原に出る 木道が整備された弥陀ヶ原を行く
黒ボコ岩からの道と合流し室堂へ 前日来の大雨で閑散とする室堂センタ 白山・奥宮祈祷殿 途中、室堂を振り返る
大汝山と周りの池群 剣ヶ峰 山頂にある白山・奥宮 弥陀ヶ原の木道(黒ボコ岩に向かって)
黒ボコ岩から下はお花畑 お花を楽しみながら・・・ 延命水 キヌガサソウの群落
 
登山道は九十九折である 崩壊地をトラバースして・・・ 甚ノ助小屋の対岸は崩壊地である 吊橋をバックに




「平成17年7月5日のコラム(山つれづれ・・・・から)

7/5 雨の中、白山に向けて車を走らせた。157号線河内村(現、白山市)付近で、「白山公園線通行止」の電光掲示を見たが、今更戻れないと不安を抱えながら白峰に着いたが、ゲートが閉まっていた。関係者らしい車が一台止まっていたので、その事を尋ねたが「分かりません」とそっけない返事だった。普通なら引き返すのだろうが、お天気の回復を信じたのと、降水量が多くないのを理由に、ゲート前の待機を決め込んだ。すると、そのそっけない態度の男性が、事務所会議の結果「7時にゲートが開く」と知らせてくれた。
 別当出合の駐車場には、工事車両以外一台もなく、それこそ一番乗りだった。今日は比較的楽な砂防新道を歩く事にしていたが、昨夜私の高校時代の有志の会(アルコールなし!)に同席した「山ノ神」が、コーヒーを飲み過ぎたといって寝付かれず、終いには一晩中起きていた事が、ちょっと気にかかっていた。
 石川県側のルートは、砂防工事の関係とはいえ、林道が至る所に入っており、また、これが登山道なのかと思うほど、石畳を敷いたように整備されている。山全体が花に覆われているイメージの白山であるが、これほどまでに手をかけ過ぎると、流石の私も「うーん」唸りたくなる。でも、中高年には相変わらず人気のある山である事に間違いない。別当出合の駐車場から、エコーコースを経由して室堂まで4時間半を費やしてしまった。二人きりの山行故、花があったと言ってはパチリ、ガスの中から、一瞬山が見えたと言ってはパチリを繰り返してはいた事もあるが、「山ノ神」の寝不足が影響し鈍足にした事は間違いない。室堂に着いても登山者はいなく、センターの従業員達も手持ち無沙汰のようであった。

 未明よりPCの調子が悪く(プロファイルの故障の可能性)、早く帰宅して、PCのS大先生に見て頂きたい気持ちがあり、山頂へは私一人が20分で駆け上がった。クロユリなどをカメラに収め、缶ビール1本、カップめん1ヶを飲み食いし、早々に室堂を離れ、下りは黒ボコ岩から直接甚ノ助小屋に降りた。先日来の大雨であったが、今日は結果的に雨具を着用する事無くラッキーであった。

 帰路は眠い目を擦りながら、下道を2時間半で自宅へ戻り、PCのS大先生に電話をかけた。どうも、プロファイルが故障?HP上のものはいいとしても、この2年間バックアップを怠っていた大量の資料が大丈夫かわからない・・・。ハードディスクを取り替える事になった! その後、いろいろな作業が待っている。分かっているような顔をしているけれど、本当はPCの事はあまりよく分かっていない。しかし、早く直ってくれないとライフスタイルが可笑しくなってしまう。「3日間はダメだろう。」






  ★★★コースタイム★★★

高岡4:10=白峰(6:00~50)=登山口駐車場(7:20~35)=別当出合(7:40~50)=中飯場(8:25~30)=別当覗(9:10~15)=甚ノ助小屋(9:50~10:10)=黒ボコ岩分岐10:30=南竜ヶ馬場分岐10:45=黒ボコ合流12:00=室堂(12:15~30)=白山頂上(12:50~13:00)=室堂(13:20~14:00)=黒ボコ岩14:20=エコーライン合流(15:05~10)=甚ノ助小屋(15:20~35)=中飯場16:30=別当出合17:05=登山口駐車場(17:15~30)=高岡20:00



  ★☆★同行者★☆★
          比佐恵