元   さ   ん   の   山   紀   行
白  山 (2,702.2m)
<石川県白山市・岐阜県白川村>平成23年07月25日




白山は、何と言っても、クロユリが有名。





~ 平瀬道と南竜ヶ馬場周回~







”ゆっくりお花を楽しんで・・” が、本日のテーマであった。


ハクサンコザクラが可愛かった。


雨の予報だったのに、ちょっとだけ晴れ間が広がった。


今年は、コバイケイソウが、当たり年なのかも・・・


室堂付近のお花畑を散策。


キヌガサソウ マツムシソウ クルマユリ クロユリ


シャクナゲ イワギキョウ ハクサンコザクラ シナノキンバイ


山頂(御前峰)に、行く行かないとなった
が、結局、室堂で、1時間余ゆっくり休憩。
そして、南竜ヶ馬場に行く事になる。
室堂センターの裏に回って、
観光新道・砂防新道方面に進む。
何故かこの日は、大勢の僧侶達(修行僧)
がやって来られた。 コンビニの袋は、
似付かないような気がしたのですが・・


エコーライン経由で南竜ヶ馬場へは、
2・3キロだが、雲行きが怪しい。
弥陀ヶ原の整備された木道を行く。 スコールのような雨に見舞われたが、
その後は、それ程の事もなく、
チングルマを楽しみながら歩く。


チングルマの群落


南竜ヶ馬場へは、0・6キロ、
砂防新道分岐へは、0・4キロの標柱
ガスの中、南竜ヶ馬場の建物が、
かすかに見える。
滑らないように、気を付けて木道を行く。


南竜の宿泊施設の前で。受付嬢にトン
ビと展望コースの概略を教えてもらった。
別山と展望コースの分岐で・・ 南竜ヶ馬場のキャンプ施設を振り返る。


展望コースは、意外と歩き易かった。 展望台に到達。 展望コースから白水湖を見下ろす。


まだか、まだかと、歩いていたが・・・ コバイケイソウの群落の中を・・・ 平瀬道・賽の河原に向かって・・・






   元さんの戯言・呟きから

7/25 お昼前に発てば、午後3~4時には自宅に戻れ、日頃、蓄積された所用がこなせるのではないかとの皮算用は、「山ノ神」の一言で、吹っ飛んでしまった。空荷に近いような「山ノ神」は、まずまずの状態で、白山・室堂に到着(午前10時半頃)したのであるが、始めから山頂には行かないと決め込んで、お店を広げてしまった。

 いつものように、「あんただけ行ってきたら・・・」 であったが、今にも降りそうな空模様に、いつ出発しようかとタイミングを見計らっていたところに、「南竜ヶ馬場方面に行ってみたい。」 などと言い出した。

 私は、今まで20数回白山に登る機会を得ているが、5月の残雪時に甚ノ助小屋から南竜ヶ馬場を経由して、トンビコースなる所から室堂に出た事はあるが、無雪期には、一度も行った事がなかったのである。

 そしてまた、GPSがあるものの、地図も持参していなかった事もあり、概念はあるものの詳細を把握しておらず、ちょっぴり不安があった。でも、時間的に余裕があったので、もしもの事があれば、引き返せばよいくらいのつもりで弥陀ヶ原に向かった。

 そして、とうとう雨が降り出し、視界がなくなってしまった。「登山道に雪渓が残っていたら、ヤバイかな・・」 との思いが脳裏を過ぎったが、山荘に立ち寄って情報を確認その心配はなかった。

 南竜ヶ馬場から、展望コースを選択したが、晴れていたら、さぞかし展望が良いのだろうと思うようなコースであった。室堂から標高にして400m位降りて、また登り返したのであるが、ずっと大雨に悩まされる事もなく、山頂は踏まなくとも、お花の白山を満喫のである。

 登山口に戻ったのは、出発して12時間後となり、余裕をもって我が家に戻る計画は、パーになってしまったが、またまた丸一日遊んでしまった。





  ■■■ コースタイム ■■■

 高岡=登山口(6:10~25)=大倉避難小屋前(8:30~40)=室堂(10:50~12:00)=南竜ヶ馬場13:20~展望コース~賽の河原(15:10~15)=大倉避難小屋(16:10~45)=登山口(18:20~30)=高岡

    ■■■■ 同行者 ■■■■
             比佐恵