元   さ   ん   の   山   紀   行
白  山 (2,702.2m)
<石川県白山市・岐阜県白川村>平成23年11月08日












































   元さんの戯言・呟きから・・

11/8 牛岳から戻って所用を済ませたら、もう薄暗くなっていた。総合病院に行くには遅すぎたし、気休め程度に近くの町医者に行く事にした。血圧・X線・心電図・採血など検査を終えたら、動脈硬化・高血圧と診断された。「え、えっ」と発してしまったが、「今日は、山の帰り、明日も山に行く。」 と付け加えたら医師・看護師とも苦笑いをしていた。最も診察を受けた医師は、高齢だが、私の山好きを知っているし、「這っても行く。」 と言うのでは仕方がないと思ったに違いない。

 健康診断はおろか、血圧測定も何年か前で、公民館に備え付けてあるもので測った事があるくらいであるから、「異常」など他人事のように思っていた。「気の持ちよう。」などと言う事があるが、今日の白山では、指先が冷たくてしょうがなかった。また、賽の河原付近から、急に足が重たくなり、ついには攣ってしまった。

 最も、「山ノ神」の荷を、次から次と背負い込んだ事もあるが、「血圧を降下する薬を飲んだから、圧が弱くなり、先まで血液が回らないのでは・・」 と訳の分からぬ素人の言い草になってしまったが、原因は寒さであった。雪はなかったが、水溜まりには氷が張り、霜柱が凄く、風がある日陰は身が縮まる思いをしてしまった。

 今冬も風の強い稜線歩きで足が攣った事があった。フリースのズボンに下着のパンツ一枚では、もう対応出来なくなってしまったのかと思っていた。晴れていても、タイツやオーバーズボンを欠かせなくなるのであろうが、もしかしたら、そのような所へ行けなくなるのではないかと心配になってしまった。





  ■■■ コースタイム ■■■

 

  ■■■■ 同行者 ■■■■
             比佐恵