元 さ ん の 山 紀 行
爺 ヶ 岳 (2,669.9m)
<富山県立山町・長野県大町市県> 平成30年10月02日
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中峰が爺ケ岳の最高峰。 |
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登山口は、1,350m。 |
柏原新道は整備されていて歩きやすい。 |
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扇沢ターミナルが見えて来る。 |
登山口⇔種池の標識がある。 |
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種池山荘をアップで捉える。 |
でも、種池はまだ遠い。 |
紅葉を楽しみながらの歩きである。
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針ノ木岳の頭が隠れている。 |
鮮やかな赤です。 |
山が萌えていました。
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いい雰囲気です。 |
少々、ガラ場もあります。 |
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「山ノ神」 遅れだしました。 |
種池山荘が現れました。 |
種池山荘前での休憩時に・・・
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これから、爺ケ岳を目指します。 |
種池山荘を振り返って・・・ |
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爺ケ岳に向かう途中、針ノ木岳・蓮華岳を望む。 |
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ガスが掛かって来ました。 |
爺ケ岳南峰にて・・・・ |
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中峰へは、一旦降ります。 |
大町の市街地が見えます。 |
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中峰へ・・・ |
南峰を振り返る。 |
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爺ケ岳最高峰・中峰にて・・・ |
ガスが切れて、冷池山荘が見えます。 |
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種池山荘付近の紅葉。 |
先に下山している「山ノ神」を追いかけます。 |
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帰路・タイヤがバーストして、JAFを呼びました。 |
元さんの戯れ・呟きから・・・・
10/2 昨夜は早く寝たからであろうか、気分良く早く起きれた。そして、唐松岳行きにした。下道で、しかもリフトに乗らなくても山頂に行ける時間であるからだ。和田の森を抜けると、崩落の危険があり通行禁止との表示があったが、半分開いていたし、私達の前に軽自動車が行ったから、てっきり通行止も解除になるものと思っていた。
その証拠というのであろうか、道に何の障害もなく、崩れている所もなかった。前の車もリフトを動かす人なのかなと思う程であった。誰もいない黒菱平で出発の準備をしていると、「何処から来たのか? 通行止の表示が分からなかったのか?」 と問われ、「いつ車が通れなくなるか分からないから、すぐに下へ降りてくれ。」 と言われた。
HPにリフトの運行時間も載っていた事から、通行止などとは思わないし、台風も過ぎ去った事から、あの表示板も、いずれ取り除かれるものと思って上がって来たなどと、少し反論したが、「分かりました。」 と、すぐ降りる事にした。148号線に戻った頃は、午前8時であったから、次行く山は、雨飾山くらいしかないと思っていた。
ところが、爺ケ岳へ行こうと「山ノ神」が言う。「今から?」 と渋ってもたものの、本人が言うのであるから、しっかり歩くに違いないと思い扇沢にハンドルを切った。平日(火曜日)であっても、鹿島槍ヶ岳への柏原新道だけに駐車場はいっぱいであった。狭い合間を見付けて駐めなければならなかった。
それでも、種池まで3時間強で着いた。しかし、爺ケ岳と言っていた「山ノ神」が、時間がないから行かないと言う。そして、私に、「1時間もあれば行って来れるだろう。」 と言う。でも、「若い時と違う。写真も撮りたい。2時間はダメでも、1時間半はないとダメだ。」 と言い直してスタートとなった。
最高点は、南峰ではなく中峰である。二つのピークで写真を撮ってもらったり、ちょっと話し込んだりした事もあったが、種池に戻った頃は、「山ノ神」はいなかった。(後から、分かった事だが、私が戻るよりも35分先に、登山口に向かって歩き始めたようであった。) 私はお腹を空かしていた。でも、食べる物は全部「山ノ神」のところにあった。
仕方なく歩き始めたが、なかなか追い付かなかった。追い付いたのは、登山口まで、後40分と表示してあるケルンの所であった。いっぺんに疲れが出たような感じで、登山口まで遠く感じてしまった。それでも、登山口に午後5時頃までに戻って来たのであるからまずまずであろう。
扇沢周辺の標高は結構高い。(柏原新道入口の標高は1,350m) そのせいなのだろうか、車に乗って高度を下げるに付け耳痛が起こった。一種の高度障害なのだろうか、それとも、やっぱり風邪なのだろうかと思ったが、帰らなければいけない。種池でゆっくりしていた「山ノ神」は、持参したビールの他に、生ビールを飲んだようだから、交代するわけにもいかなかった。
次第に、唾を飲み込んでも、アクビをしても、耳が痛くなってきた。眠気もあったが、我慢出来なくなったので、北小谷道の駅で1時間ばかり休んでしまった。そこからは根性の運転となる。高速も使わず下道である。それが悪かったのか、金属片を掴んでしまったようで、それを知らずに車を走らせていたのかもしれない。
黒部バイバスの信号で停まる時に、ガタガタと来てパンクしている事に気が付いた。(JAFの方によると、長い間走っていたようであった。タイヤは、バーストしていて交換しなければならない状態であった。) 「タイヤの減り方からして、4本とも交換されたらいいですよ。」 などとも言われてしまった。今日は、何もかも思い通りにいかなかった感じであった。
■■■ コースタイム ■■■
登山口9:10=種池(12:25~55)=爺ケ岳南峰(13:35~40)=爺ケ岳中峰(13:55~14:10)=種池(14:50~55)=登山口17:00
■■■ 同行者 ■■■
比佐恵