元    さ    ん    の    山    歩    き
金 山(2,245m)天狗原山(2,197.1m)
<新潟県・長野県>  令和02年08月03日







駐車スペースのちょっと先に登山口がある。 水場 (以前と違って水場らしくない)
































   元さんの戯言・呟きから

8/3 唐松岳から下山して、白馬の街で買物をした。泊まるための食料と飲物をである。何処で泊まるかとなったが、小谷道の駅(北小谷)にした。ちょっぴり戻る感じであったが、設備的には便利である。結構空いていたので車の横でミニ宴会となる。しかし、すぐに雨となり片付けたが、通り雨だったのでまた始めた。朝起きてみたら、12本買った350mlの缶ビールが11本飲まれていた。(家から持ち込んだ大吟醸は飲まれていなかった。)

 そんな事で、朝食を取ったりした事もあったが、やっぱり出遅れた。それはそれでいいのであるが足取りが重い。私はすぐに自分を取り戻したが、あまり食していない「山ノ神」は鈍い。3度ばかし「山ノ神」の荷を取りに戻った。自分としては、まるで1往復半歩いた感じである。

 3度目は、天狗原山に荷を置いて迎えに行ったら、「1時間も放っておいて・・」 などと暴言を吐かれた。こちらとて頑張っているのに頭に来る。再び天狗原山で腰を降ろしたのは、午後0時半を回っていた。カップ麺を食した。あれだけ汗を掻いたのだから、少しでも塩分を取っておかないと、また酷い目に合うからである。

 ここからが良いのに、「山ノ神」は足手纏になるから、ここで止めるという。ここで止めるのなら、私も止めると言うと、申し訳ないと「山ノ神」言う。でも、もう少し進んで止めるのなら、私だけ金山を目指しても、後々追い付く事が出来るなどと、問答を繰り返したが、結果的には、午後1時10分過ぎ、私が金山を目指し、「山ノ神」が落ち着いた頃に、下山するというものであった。崩壊地前で待ても付け加えておいた。

 天狗原山を降れば、すぐにお花の楽園となった。今年は全く残雪がなかったが、それでも気持ちの良いものであった。(虫もいなかった。) 速く歩かなければならないし写真も撮りたい。そんな事を思いながら、立ち止まっては歩き、歩いては止まってシャッターを切っていた。

 心配していたハクサンコザクラの群落があった。シナノキンバイもある。ニッコウキスゲも・・・ 本来ならゆっくり歩いて、ゆっくり食事もしたかった。過去には、この山域でも、やはり虫で居たたまれない事もあった。今日みたいな日にと思わずにはおれなかった。

 小走りになった時もあり、天狗原山に戻ったのは午後2時15分頃だったろうか? 水を飲んだ。汗を吹いた。持ち合わせたパンは喉を通らなかった。なるべく速く歩かないと また暗くなってしまうと思った矢先、「山ノ神」が木に腰掛けていた。あれ~っである。

 「山ノ神」の嫌がる崩壊地を過ぎれば何とかメドが付くと思っていたところに、焼山まで行ってきたという男性に追い抜かれた。 (家に戻ってから知ったのであるが、YAMAP関連のnomat氏だった。) それからも長かった。「もう少しだと言ったのに・・全然着かない。」 などと、「山ノ神」は、もはや ”山歩き末期症状 ” になっていた。

 そんな事で相変わらず車に戻ったのは午後6時を過ぎていた。ドブンと露天風呂に浸かって車を走らせた。当然、下道の予定であったが、「早く帰ってビールを飲みたい。」 との願望から高速を使おうとなったが、コンビニの前でETCを触ってしまい 「使用出来ません。」 とアナウスされてしまった。触らなくても良いのに触ってしまい、また暗くてよく分からず、仕方なく、当初の予定通り下道で帰った。疲れた!






 ■■■ コースタイム ■■■


 ■■ 同行者 ■■
      比佐恵(天狗原山まで)