元    さ    ん    の    山    紀    行
木 曽 駒 ヶ 岳Ⅰ
<長野県木曽町・上松町・大桑村・駒ヶ根市・宮田村>
平成24年09月03日~04日




お天気だと思っていたら、突然雨が降り出した。






休業中の木曽駒高原スキー場を行く。 今日は、木曽Bコース。 林道がダートになって来た。


林道の終点が登山口。
ゲストハウス・ヒルトップPから55分
幸ノ川を渡る。標高・約1,600m いよいよ本格的な登山道となる。


四合目(標高1、700m)
徒渉地点から20分。
なかなか四合目半に着かない。 何故か四合目半という標識がある。


「力水」と言えども、殆ど水量がな
い。 上部の水場も涸れていた。
六合目の標高は、2,100m。 「山ノ神」
ねじり鉢巻で気合いを入れる。


六合目の標高は、2,245m。 雨が降り出す。 ようやく、七合目避難小屋に到着。


快適な七合目避難小屋 ペーパーも流せる完全水洗トイレです。


七合目は、木曽駒ヶ岳・麦草山・福島Aコース
の分岐点です。
釣鐘がありました。


まずは、小屋に入って乾杯です。





我々も、少しばかりの心付けを入れました。


このトイレは素晴らしいと思いました。大事にそして、きれいに使用したいものです。


Aコースを降って、水場を求めたのですが、涸れてしまっていました。



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   元さんの戯言・呟きから

9/3 頂上小屋付近のテン場から、木曽福島側から登るBコース7合目避難小屋利用に変更した為、出発も前夜から今朝に改めた。平湯トンネルを抜け、上高地公園線・奈川渡から、奈川木祖線(26号)を走り、薮原で国道19号線に出た。日義木曽駒高原道の駅から少し過ぎた「原野交差点」から、現在休業中の木曽駒高原スキー場を目指せばいい。我が家から175キロであった。

 ゲストハウス・ヒルトップの大きな駐車場に車を駐めさせてもらい、スキー場の中の林道を行く。標高差で200m以上登った所が林道終点で幸ノ川を渡る。そこが三合目らしい。少し登れば四合目があるが、水場の四合目半がなかなか着かなかった。その水場(力水)は、チョロチョロで水場とは言い難い。

 この調子では、五合目や六合目まで、どれだけあるのかと思ってしまった。その切りの良い場所に着くまでに、当然の様に「山ノ神」の休憩要求が何度となくあったのは、いうまでもない。そして、雨になった。

 7合目避難小屋は、情報通り小綺麗な小屋であった。屋根には太陽光パネルがあり、別棟のトイレに接続されていた。また、小さい物であるが、風力発電も行われているようである。そして、かなり上部から水が引かれていて、ペーパーも流せる完全水洗トイレであった。それは垂れ流しではなく、浄化槽らしいところで、バイオ技術が駆使されているものと思われた。

 この避難小屋は、始めから宿泊をあてにしてもよい設備になっている。これは本当に、関係者の方々に感謝である。トイレには年間50万円くらいの維持費が掛かると説明があったので、少々の心付けをポストに入れても惜しくはなかった。そんな小屋はだけに、食事も程々にして、眠りに入ってしまった。



  ■■■ コースタイム ■■■

ゲストハウス・ヒルトップ(8:15~45)=林道終点(9:40~55)=四合目10:15=休憩(1,790m 10:35~45)=四合目半(力水 11:15~25)=休憩(2,040m 11:50~12:05)=五合目12:15=休憩(2,200m 12:40~50)=六合目13:00=雨降り出す13:20=七合目避難小屋13:55

  ■■■■ 同行者 ■■■■
             比佐恵