元   さ   ん   の   山   紀    行
白 馬 岳(2,932.2m)
<富山県朝日町・黒部市・長野県白馬村>  平成27年09月28日






陽が当たって、だんだんと紅葉が鮮やかになっていく雪倉岳。


雪倉岳を遠望す。


白馬大池付近のチングルマ。 白馬大池山荘と白馬大池。


白馬大池付近の草紅葉。


船越の頭付近から杓子岳・白馬鑓ヶ岳、そして、五竜岳・鹿島槍ヶ岳を望む。


小蓮華山付近から、三国境・白馬岳山頂方面を望む。


白馬岳山頂から、白馬山荘を見下ろす。 白馬岳山頂で、剱岳をバックに・・・


剱岳は相変わらず立派です。


白馬岳山頂から、歩いて来た小蓮華山方面を望む。


紅葉と白馬大池




紅葉いろいろ・・・・




紅葉いろいろ・・・・








  元さんの戯言・呟きから

9/28 午前2時自宅発。一昨日届いた車の操作がよく分からないまま。そして、経費節減の為、往復共下道。でも、行きたいのだから仕方がない。蓮華温泉に着いたら気温は7℃で結構寒い。混んではいなかったが、駐車する場所選びに戸惑って、スタートが5時を回ってしまった。

 でも、今日は自由の身であるからして、速く歩こうが、ゆっくり歩こうが、また、カメラを構えようがいいのである。白馬大池までは予定通り。一眼レフを、ザックから取り出したり、入れたりしていたが、面倒になって手に持って歩く事にした。

 と言っても、ちょっと行っては立ち止まり、立ち止まっては、フェンダーを覗いていては、ペースが捗らない。でも、後からと思って撮れなかった事が多いだけに、それを優先する。「陽が当たった。」 「雲が湧いた。」 といってはシャッターを切っていたのである。家に帰って、PCに落としてみれば、コンパクトカメラと合わせて、470回シャッターを切っていた。

 船越の頭辺りまでは、振り返っては白馬大池、そして、高度に合わせて形を変えていく雪倉岳が中心であったが、その先は、小蓮華山への稜線、そして、山頂から延びる杓子岳・白馬鑓ヶ岳が存在感を漂わせて来る。「あぁ、鹿島が・・」 などと、その先の名峰も浮かび上がってくる。

 小蓮華山辺りに来ると、三国境から山頂へ荒々しさが間近に迫ってくるし、旭岳や清水岳方面の山々が湧き上がるガスに、その神秘さを強く印象付けるのであった。そして、陽が当たれば、紅葉の鮮やかさに目を奪われてしまうのであった。

 そんなにしていても、山頂へのアプローチは予定以内であった。しかし、風が強く、じっとしていては、手や口が悴んでしまうほど低温であった。急激に体温を奪われては、話すのにも支障が出るし、足を伸ばしたりすると攣りそうな状態でもあった。

 そんな山頂に長居する事もなく、来た道を辿ったのである。明るい内に蓮華温泉へどころか、平岩、イヤイヤ、富山県に入るまで明るかったのは、近年にない事であった。





 ■■■コースタイム■■■
   高岡2:00=蓮華温泉(4:45~5:10=天狗ノ庭(6:25~30)=白馬大池7:40=小蓮華山(9:25~30)=三国境10:05=白馬岳頂上(10:55~11:45)=三国境12:10=小蓮華山(12:45~50)=白馬大池(14:15~25)=天狗ノ庭(15:10~15)=蓮華温泉16:15=高岡20:45  

 ■■■単独行■■■