元   さ   ん   の   山   紀   行
天 蓋 山 (1,527.3m)
<岐阜県飛騨市>  平成19年10月21日




紅葉の天蓋山。娘も一緒に・・・・







a.m.9:35 登山口で・・ 本当に2時間で行くのだろうか・・・ 意外と楽じゃない?


a.m.9:50 「ひぇ~、足に来る・・・」 a.m.9:55  こんな所もあるの? a.m.10:15 疲れてきた・・ (水分補給)


~~ 「簡単な山だと言ったから来たのに・・・」 ~~




~~ 雀平にて・・・ 山頂まで、あと30分です。~~


~~ 最後の急登(短い)を登れば展望の利く山頂です。 ~~


立山・剱岳が楽しめました。


~~ 好天に恵まれた山頂で、2時間程食事をしたりして楽しんだ。 ~~


槍ヶ岳も見えました。


~~ 娘と来られるなんて、もうないかもしれない。でも、楽しかった。 ~~


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   元さんの山つれづれから

10/20 明日のお天気は、何とか回復しそうである。そんな中、娘との山行が実現する事になった。幼い頃を除けば、山行経験がなければ、装備もない。

 「山ノ神」は、遠出を提案したが、それは無理というもの。逆に、中山・負釣山、あるいは、人形山程度を候補に上げたが首を立てには振らなかった。ならばと、中距離の大日岳(大日平)・頸城駒ヶ岳・籾糠山・天蓋山の中から選択となると、何故か天蓋山を選んでしまった。

 まあ~、娘との山行が実現するのであれば、何処でもいいや・・・でも、本当なのであろうか、明日になってみなければ分からない。「初めの最後かもしれない。」 楽しい想い出となれば良いのだが・・・



10/21 午前5時に起きた時点では雨が降っていた。折角の記念すべき山行なのに、雨では何となく起こす気にはなれなかった。そして、1時間待った。

 次第にお天気も良くなり、登山口着の午前9時頃には、絶好の登山日和に変わった。そして、登山口の車の数に娘はビックリであった。赤・黄と色付いた登山道を、我々の心配をよそに、娘は、順調に歩いた。1時間半で達した山頂での展望は、彼女の目に、どのように映ったのであろうか・・・・

 剱・薬師・槍・笠・乗鞍・御岳・白山など360度の展望である。それよりも、山頂に収まりきれないような中高年登山者の多さに、目を丸くしていたようでもあった。そして、コンロや鍋、フライパンなどの小道具にも何故と思ったに違いない。

 どちらにしても、このような日が訪れるとは思っていなかっただけに、何よりも素敵なプレゼントをくれたように思う。1年に1回、いやいや、2年に1回、5年に1回あればなど、思ってしまう欲の深い親になってしまいそうである。





  ■■■ コースタイム ■■■
   登山口9:35=雀平(10:45~50)=天蓋山頂上(11:15~13:20)=登山口14:25

  ■■■ 同行者 ■■■
             比佐恵・佐和子