元    さ    ん    の    山    紀    行
燕 岳(2,763m)大天井岳(2,922m)
<長野県安曇野市>  平成23年10月03日~04日



大天井岳山頂から槍ヶ岳望む。




暗がりの中を出発です。 ヘッドランプを点けながら・・ 陽が上がり始めました。


一番高い所が大天井岳山頂です。


夜が明ければ、ずっと槍を眺めながら・・ 「北ちゃん」も防寒着に身をくるめて・・ 寒いはずです。立山方面が真っ白です。


日の出を待ちました。 真っ赤な日差しを受けながら・・・


風の当たらない2,678m付近で簡単な朝食とす。 至る所に大きな霜柱が立っていた。


前夜、宴に加わってくれた東京の目黒氏と、またバッタリ!


朝日を浴びる槍ヶ岳。 大天井岳を目指して、その先大きな下りが・・


安曇野の市街地を見下ろす。 大下りの頭から槍ヶ岳を眺める。


ハイマツの中も・・・ 大きなつららが下がっていました。 大天井岳が、なかなか近付きません。


ずっと、槍を眺めながら・・・ ちょっと鎖が、そして、梯子があります。


切通分岐(槍ヶ岳・常念岳・燕岳の分岐) 疲れて、ちょっと一服。 大天荘に到着。山頂まであと10分。




穂高連峰をバックに「山ノ神」 「北ちゃん」は、槍ヶ岳をバックに・・


TBSのカメラマンとちょっとお話を・・ 冷たい飲み物に手が出掛かったが・・・ 大天荘からの最後の登り。


~~ 大天井岳山頂での一時・・・ ~~


大天井岳山頂から、左に立山・剱岳、右に針ノ木岳、真ん中が高瀬ダム。


常念岳への縦走路をバックに、富士山もちょっぴり 名残惜しけれど、山頂を後にします。


大天荘から降り始めて・・ 大天荘から切通分岐点間 切通岩の鎖場


~~ 好天に恵まれ最高の稜線漫歩です。 ~~


だんだん槍が遠くなって行きます。 大天井岳から随分歩いて来ました。 a.m.11:25 大下りの頭にて・・


~~ 蛙岩の奇岩です。 ~~


p.m.0:05 燕山荘が見えています。


p.m.0:15 もうちょっとで燕山荘です。 p.m.0:30 ようやく燕山荘に戻って来ました。


これからテントの撤収です。 エサを求めてかキツネが現れました。 昼食はお蕎麦でした。
~~ テン場に戻って・・・ ~~











 元さんの戯言・呟きから

10/4 夜中は風もなく満天の星。トイレに起きた人達は、手が届きそうに大きく感じる星空や街灯りの夜景を見入ったに違いない。フライは霜でバリバリだったし、空中の水分が凍ったのか、霜が舞っているのか分からなかったが、その現象に身体が縮んだ。

 フライのないテントに、スリーシーズン用のシュラフだけで、シュラフカバーもなく、一人で寝ていた「北ちゃん」は、さぞかし寒かっただろう。結露したテント内が、凍ったと言っていたから・・・

 午前4時45分、まだ暗い中、ゆっくり稜線漫歩と洒落込む為にも、早めのスタートとしました。ずっと、槍ヶ岳を眺めながらの歩きでしたが、寒さが身にしみる感じで、途中に「北ちゃん」が用意してくれた雑炊が美味しかった。

 大天井岳山頂まで片道2時間余を予定していたのですが、食事休憩もあり、倍の時間を要してしまいました。それだけゆっくり山を堪能したと考えた方が、今の我々には良いのかもしれません。時間がないと言っても、山頂では、ちょっぴり御神酒を頂いたり、暖かいコーヒーも嗜んだのですから・・・。

 復路は、後に槍ヶ岳を控えながら、前方には、北ア北部の白い山々を眺めて、「どれだけ降ったのだろう。」と思った。表銀座・裏銀座、そして、西銀座の山々の山座同定に困惑しながら(楽しんだのかもしれないが・・)、北ちゃんの 「これからの山行スタイルが変わるかもしれない。」 の一言が、私にはとても印象的に感じたのでした。

 2時間余、予定よりも遅れたが、「時間は気にしていないから・・・」 の北ちゃん言葉に甘えた。急いでケガをすれば元も子もなくなるからです。そして、「山ノ神」も、実力以上に奮闘したのでした。

  




 ■■■ コースタイム ■■■
一日目
 高岡4:00=神通第2ダム5:00=中房温泉P(8:10~25)=登山口(8:35~45)=第1ベンチ(9:15~20)=第2ベンチ(9:50~10:00)=第3ベンチ(10:25~35)=富士見ベンチ(11:10~15)=合戦小屋(11:45~12:00)=三角点(12:20~25)燕山荘テン場(13:15~14:25)=燕岳頂上(14:50~15:15)=テン場(15:50~~)   


 二日目
 テン場4:50=2,678m標高点付近で朝食(5:50~6:20)=大下りの頭6:25=切通分岐点(7:55~6:00)=大天荘(8:30~40)=大天井岳頂上(8:50~9:30)=切通分岐点10:00=大下りの頭(11:25~30)=蛙岩11:55=テン場(12:30~13:50)=合戦小屋(14:25~30)=登山口(16:30~35)=駐車場(16:45~17:00)=神通第2ダム19:50=高岡20:45    

 ■■■ 同行者 ■■■
      「北ちゃん」 ・ 「山ノ神」